2010年12月19日日曜日

大雪のロンドン★さて、何をしましょうか?! ((...何が出来るでしょうか?!))

ロンドンでは週末大雪に見舞われ街は大混乱! 国際線利用者の数では世界1の空港といわれているロンドンのヒースロー空港は一時完全閉鎖され、1年で最も混雑するクリスマス休暇前の週末だったこともありとにかくロンドンは大混乱でした。

そんな週末、何をするべきか...???家の周りで雪だるまを作って遊ぶのもよし...、でも小1時間で終了。意を決して街にでました。

目的は雪化粧したロンドンの街を上空から眺める... ロンドンの観光名所で世界1有名な観覧車「London Eye」(ロンドン・アイ)に乗り「白に染まるロンドン」を見る。そして近くのクリスマス・マーケット(http://www.xmas-markets.com/en/index.php?option=com_content&task=view&id=33&Itemid=3 ) でクリスマス・シーズンの醍醐味を味わう~! 今回のブログでは写真で楽しんでいただければ幸いです。
上空からのバッキンガム宮殿(上写真、左上) クリスマス・マーケットでは子供たちが大好きなイギリス風お菓子。グミ系が多いです。 テムズ川沿いのクリスマス・マーケットは国会議事堂「ビック・ベン」をバックに絵になります。

唯一マーケットであった乗り物。その鮮やかさはクリスマス・ムードを盛り上げます。
クリスマス・マーケットならではの「ホット・ワイン」はここ(上写真)で購入。湯気がたち体を温めてくれます(意外に酔えないものです)。
「ロンドン・アイ」をバックに写真も撮れます。夜にはきらびやかになるはずです。 ここのマーケットは小規模ながら上質なものがそろっています。やはり観光名所の近くに設置されているので外国人うけするものがたくさんあります。
最後に「ロンドン・アイ」の頂点から撮影した写真です。空は相変わらずグレーですが、これが冬のイギリス! 透明な空ではないものの何か気品があるように感じるのは私だけでしょうか★

2010年12月15日水曜日

イギリス・私設空港駐車場での怖~い、怖い落とし穴★

クリスマス・ホリデーまで残すところあと1週間ほどとなりました。日本に一時帰国する人、海外に旅行に出かける人、たくさんの人々がイギリスの空港を利用するこの季節ですが、是非気をつけていただきたい落とし穴をあるTV番組で見つけました。

その番組とはイギリス公共放送BBCのTV番組「Watchdog」(http://www.bbc.co.uk/watchdog/ ) 。消費者の目線から疑問点、問題点を徹底調査・追跡し、消費者と共に企業に追求するという「消費者警察」のような番組です。私が特に興味を持った話は今年10月18日放送された「Meet and greet-ed or mistreated?」(会えて良かった?それとも会わなかった方が良かった?)(http://www.bbc.co.uk/blogs/watchdog/2010/10/airport_parking.html ) というお題で、想像を絶する、ありえない、でもよく考えればできそうな話を取り上げていました。

取材地は空港近辺によくある「エアポート・パーキング:私設空港駐車場」。日本の成田空港付近にも約100社に上る私設空港駐車場がありますが、その利用方法は日本でもイギリスでもほぼ同じです。空港近くの駐車場までマイ・カーで移動、駐車場からは駐車場管理会社が運営するマイクロバスで空港まで移動、 旅行中はその駐車場管理会社が預かった車を徹底して管理してくれ、その代金として預かり期間の駐車場料金を支払います。

まず番組が取り上げたのは、イギリス男性が1週間とある私設空港駐車場にマイカーを預けた時の話です。戻ってきて車内をみると、なかったはずのゴミ、移動されていたCD、自分のものとは違うカーナビの移動履歴、といかにも留守中に誰かが車を利用した形跡あり。駐車場運営会社に問い合わせたところ「そんな事実はないはずだ」との解答で終始。そんな折、あるオーストラリアの男性から突然電話があり、「僕がイギリスに旅行中レンタカーを利用したんだけど、明らかに個人の車で、車にあったあなたの個人情報を目にし念のため連絡しました」と驚く情報! 再度車の持ち主の男性が駐車場運営会社に問い合わせたところ慰謝料代わりに500ポンド(約65,000円)の提示があり、その後TV番組「Watchdog」の取材が入ったのを知った際には2,250ポンド(30万円近く)を支払いを提示したという呆れた有様。

番組は現状をさらに追求し、最近まで私設空港駐車場で働いていた若者のインタビューを紹介しています。「他人の車を移動できる仕事で保険が効く年齢は25歳以上となっているが自分は23歳でその仕事をゲット! もちろん会社は自分の実年齢を了承済みだった。」らしいです。

最悪の例として、私設駐車場管理会社に勤めていた18歳の若者が預かり物の高級車を高速道路で大破し路上に乗り捨てたという恐ろしい実態を紹介。警察から車の持ち主に連絡がありその事実をしることになったらしいです。

この番組のすぐれたところは調査だけではなく、おとり捜査をするところです。番組スタッフが高級車にモニターをセットし私設空港駐車場に勤務する男性に空港でマイカーを預けるところから追跡は始まります。その後その車の移動場所をモニターでチェック。初日はある農場の敷地に駐車、その次はセキュリティー・カメラがない公共公園の駐車場に駐車。えっ?! 空港付近のセキュリティー完備の駐車場でマイカーを預かってくれているのではないのぉ~?! その上車内にわざと置いておいた10ポンド紙幣もなくなっているという面白い結末...!

こんな会社でも日本で言う警察庁に「安全施設」と認可された立派な会社らいいのです。この番組の取材で実名で取り上げられた会社の中には社名を変更して引き続き事業を運営しているところもあるとかです。

もちろん誠心誠意大切なマイカーを預かってくれている空港駐車場がほとんどだと思います。でも落とし穴はどこにでもあるものです。是非ご注意を★

2010年12月13日月曜日

ロンドン最大★ウェスト・フィールド・ショッピング・センター (Westfield Shopping Centre)

ロンドンでショッピングをするならロンドン中心部ののオックスフォード・サーカス、リージェント・ストリート沿いの旗艦店、インターナショナル・ブランドならニュー・ボンド・ストリートが有名ですが、私の一押しはホワイト・シティーにあるイギリス最大級のショッピング・センター「ウェストフィールド・ショッピング・センター」(HP: http://uk.westfield.com/london )です。

ロンドン中心街から地下鉄で西方面約15分にある巨大ショッピングセンターには国内はもとより世界15カ国以上から265店舗が集結し館内は吹き抜けで解放感があり屋内のため天気に左右されず存分に買い物ができます。
ショッピング・センター内にはルイ・ヴィトン、グッチなど高級ブランド店が集まる「The Village」、アネックスにはオープンカフェ付きのおしゃれなレストラン街「Southern Terrace」、世界の料理が気軽に楽しめるフード・コート「The Balcony」、イギリスでおなじみのファミリー・レストランが集まる「The Loft」などなど買い物も食事も選択肢がたくさんあり迷ってしまうのは必須! 映画館や期間限定で屋内アイス・スケート・リンクも設定され家族みんなが遊べる1大エンターテイン施設でもあります。

昨年の冬、館内のクリスマス・イルミネーションの点灯式にマライア・キャリーが駆けつたことでも有名なこのショッピング・センター。ロンドンで物欲、食欲、遊欲、1度に全てを満たしたい方にはお勧めです★

2010年12月10日金曜日

クリスマス・ショッピング & アウトレット・モール

先週ロンドンで雪が積もり多くの学校が数日休校になりました。早くもイギリスでは本格的な冬をむかえています。しかしそんなグレーな空が続くイギリスですが、至る所でクリスマス関連の装飾品がきらびやかに輝き暗い街を明るく照らしてくれています。街にはたくさんの買い物袋を持ち、急ぎ足でショッピングを楽しむ人々の姿はまるで日本の師走の忙しさを思い出させます。

イギリスも日本と同様年に2回季節の終わりに売りつくしバーゲンはあるのですが、クリスマス前の約1ヵ月間のクリスマス・ショッピング、つまり「クリスマス商戦」は通常のバーゲンと異なり「こんな可愛いものや気のきいた商品が今までどこに眠っていたのだろう~?!」と思えるほど素敵な商品の数々がお店狭しと陳列されていてウィンドー・ショッピングしているだけで楽しいものです。家族や友人に渡すクリスマス・プレゼントを大量に購入する人々で賑わっている街中でショッピングを楽しむのも良し、寒い外に出かけず各大手スーパーなどが無料配布しているカタログを利用しオンラインで商品を購入するのも良し、ホットワインを飲みながら寒空の中クリスマス・マーケットで掘り出し物を見つけるのも良し、イギリスで買い物を楽しむのはこのクリスマス・シーズンしかありません!
ショッピング気分が盛り上がってしまった私は先週末、イギリス最大級のアウトレット・モール、ロンドン近郊にある「ビスター・ビレッジ」(Bicester Village - HP: http://www.bicestervillage.com/ )に行ってきました。私たちが住むロンドン南西部ウィンブルドンから北西方向に車で約1時間半のところにあり、今年で15年目を迎えるこのアウトレット・モールはロンドンの国際空港からもそう遠くないこともあり、観光客、特にアジア人にとても人気です。日本でもおなじみのインターナショナル・ブランド(グッチやプラダ、ダンヒルなどなど)が多数あり、モールも整備されいてその解放感はまさに日本のアウトレットと同じです。

ロンドン近郊の他のアウトレット・モールも小規模ながら雰囲気は良いので近くにお出かけの際にはいかがでしょうか?

ロンドン中心部から
(1)南西に位置する海沿いの街、「ポーツマス」にある「ガンウォーフ・キー」(Gunwharf Quays - HP: http://www.gunwharf-quays.com/ ) 。ポーツマスは観光地としても有名でレストランも豊富にありました。
(2)北東の「エセックス」地方にある「フリーポート・ブレインツリー」(Freeport Braintree - HP: http://www.freeport-braintree.com/ ) ケンブリッジに旅行に出かけた帰りに寄ったのですが、海外の観光客は皆無で地元の方が多かったです。
上記2か所は共にロンドンから車で2時間ほどです。

「ビスター・ビレッジ」は大人気のため駐車スペースを探すのに苦労したり、今回は高速道路が濃霧で前が見えない恐怖のドライブを経験したりと私にとって近くて遠い存在のアウトレット・モールなのですがついついまた行ってしまうんですよねぇ~★

2010年11月19日金曜日

顔だしNG★ラクダに仮装★クリスマス会?!


11月も半ば過ぎ、イギリスの長くて暗い冬が始まりました。気持ちも滅入ってしまいそうな夜が長い季節の始まりですがイギリス2度目の冬、暗い冬に宝石のように光り輝く花火やクリスマスのネオンライトを満喫しようと昨年より少しポジティブな日々を過ごしています。

地元小学校では12月に入ると恒例の「クリスマス学芸会」(以下、クリスマス会)が開催されます。昨年娘はクリスマス会で「ナレーター」の配役をいただき、「黒い服」+「クリスマスらしいキラキラした飾り付け」ありのコスチュームを探すのに苦労しました。しかし、今年は2度目の冬、早めに手配完了いたしました。

今年の娘の役どころは「ラクダ」★★★

クリスマス会のお題は大抵「聖書」に基づいた劇が多い中「何故、ラクダ?!」と思ってしまいます。それも劇には「ペンギンが出てきて、それも主役?!」というのですから聖書も奥が深いなぁと感心してしまいます。

劇で使われそうな子供用コスチュームは意外にも大手チェーン・スーパーでこの時期1500円前後で売り出されているのでその手軽さにまずビックリ! サンタのコスチュームに始まり、トナカイ、妖精、星、などなど手ごろな値段で近くのスーパーで簡単に購入できます。しかしクリスマスになくてはならない役柄の衣装は販売されているもののマイナーな役柄衣装はさすがにないのです。

そこで頼りになるのがオークション・サイトの「eBay」、またはネット・ショッピングの大御所「Amazon.co.uk」です。イーベイはオークション・サイトですが新品ものも取扱いその品ぞろえは無限大!アマゾンは日本でもお馴染み大手オンライン・ショッピング・サイトで信頼がおけます。

写真は約1500円でアマゾンUKで購入したラクダ・コスチュームです。ラクダのコブも2つで大満足です。

もうすぐ7歳になる娘に試着させてみると意外に面白い~!
さて、12月某日、彼女はクリスマス会で大役を果たせるでしょうか★

2010年11月16日火曜日

速報☆ロイヤル・ウェディング

今日の午後ニュースを見ていると、英国プリンス・ウィリアムと長年お付き合いしていたケイト・ミドルトンさんが正式に婚約したというニュースが入り地元メディアは大変盛り上がっています。

BBCでさえ「何故この日、このタイミングで発表したのか!」と慌てて素材集めをしているような報道の仕方でまさに「速報!」、と見ている方も盛り上がってしまいます。

今回の発表についての地元メディアの報道の仕方は「来年の春か夏に2人が結婚すると発表されたが他の王室行事などと照らし合し何月に結婚するであろうか?」「式場はどこになるか?」「お相手のケイト・ミドルトンさんとはどんな女性か?」「イギリス王室ではダイアナ元妃を始め数々のスキャンダルが続いているがそれらから何を学んびこの2人の結婚生活にどのように影響するか?」などという質問を投げかけていました。

お相手のケイト・ミドルトンさんと会話したことがあるジャーナリストは「彼女は物静かでえくぼが可愛いおしとやかな人物。1歩下がって相手を立てる人柄(ダイアナ元妃と比較して答えているのか)彼女が育った家庭も安定していて、学生時代からお付き合いしてお互いを知っているプリンス・ウィリアムとケイト・ミドルトンは最近の王室の流れと反して新しい時代を築き素晴らしい家庭を作るに違いない。」と評していました。

久しぶりに明るいニュースでこれからイギリス王室の動向から目が離せません☆

2010年11月14日日曜日

学校の宿題☆ポエム

≪小学校2年 1学期 国語宿題
今週児童は詩について学習し、「風」 という題材の詩を授業で学びました。また、詩の頭韻法についても学びました。
宿題:「ポピー」、「秋」、「風」のうち1つ題材を選び8行の詩を書きましょう。来週の授業でその詩を発表します。≫

金曜日に持って帰ってきた小学2年の娘の宿題は上記のような内容でした。英語の本もすらすら読めるレベルではないのにいきなり「詩」を書く??! それも小学校2年生で?! などと驚きながらこのイギリス風な宿題に私もチャレンジしてみようと硬くなった頭をフル回転させてみました。

学校の教科書も参考書もない中私が頼れるのはグーグル検索のみです。「Year 2 poem」「Year 2 poetry」「poetry children uk」と検索してみると予想外にヒットするのです。やはりイギリスで「詩」を通して語学を学ぶのは普通のことなのでしょうか...。

余談ですがイギリスでは11月11日は「Remembrance Day」(リメンバランスデー)という第1次・第2次世界大戦の戦没者追悼記念日でした。11月に入ると人々は赤いポピーのブローチを胸に飾り、国のために戦った兵士への想い、平和の願いの気持ちを込め第1次世界大戦の休戦協定が発行された1918年11月11日午前11時の同時刻には2分間の黙とうをささげます。この日のシンボルとなっているポピー(ケシの花)は第1次世界大戦中荒れ果てた戦場跡に一面に咲いた花がこの真っ赤なケシの花でそれはまるで戦死した兵士たちが流した血のようだったそうです。これは有名な「In Flanders Fields」という詩であらわされています。

娘の宿題のお題を見て「きっとこのリメンバランスデーを絡めて詩をつくると先生が求めている詩になるはず!」と思い私も1詩創ってみました。ところが娘に見せると駄目だしされ驚くことに彼女は淡々と詩を創り上げたのです! もちろん模範解答ではないでしょう。組み込んだ単語もあまりにもシンプルでしょぉ。しかしそのシンプルさに自分の持っていない発想があり、授業で習ってきたであろう詩のリズム感もあり、イギリスの授業の奥深さに感心しました。

11月秋の頭の柔軟体操に是非みなさんも1詩詠んでみてはいかがでしょうか★

2010年11月4日木曜日

娘よゴメン★学校ネタ パペット作り

もうすぐ7歳になる娘は「彼女ネタ」をブログやフェイスブックにUPされるのがとても嫌みたいです。でもこそぉ~っと皆さんに披露しちゃいます。

娘が通う学校では年に1度「工作」授業の1大イベントが開催されます。娘はこの9月から現地校で小学校2年生になったのですが2年生のお題は「パペット作り」(操り人形)でした。こんな私でも「ヘルパー」(担任補助をボランティアでお手伝いする保護者)としてパペット作りに参加してきました。


私のパペットのイメージは「糸で吊って操作する人形劇にでてくる人形」だったのですが、パペットもいろいろあるようで今回は子供でも作れる簡単パペットでした。
パペット頭の部分には丸い発泡スチロールを使い、胴体は紙コップ、薄色紙やフエルト布などで装飾しなかなかの出来具合いでした。

午前には「パペットとは」の講義が専門家により行われ、頭部の製作、そして胴体、顔と髪型の製作と移り、好き好きに飾り付けをして最後にはクラスでパペットショーを披露するという濃厚な1日でした。
たった1日で6~7歳児がパペットを製作しても大したものは作れないだろうと過小評価をしていましたが全ての児童が個性のある素晴らしい作品を作り上げ正直驚きました。
簡単に作れる6歳用パペット作り。是非チャレンジしてみてください☆

2010年11月1日月曜日

バンパイア・ウィッチ((吸血鬼魔女))??!

昨日は10月31日ハロウィンでしたね。
ロンドンでは午前に降っていた雨も昼には上がり寒さも厳しくなくハロウィン日和?!でした。
夕方5時すぎには真っ暗になり「Trick or Treat」(お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ!)をしにご近所めぐりに出発。

カボチャのジャックランタンが玄関先に飾られている各家を子供たちは怪物や魔女など「恐ろしい」とされているものに仮装してお菓子をもらいに行くのですが、子供が思わず後ずさりしてしまいそうなお化け屋敷風に変貌していたお宅、ドアを開けると大人も腰をぬかしそうなお化けがドアから現れたり、お菓子をもらうのに夢中でついつい恥ずかしいのか「トリック・オア・トリート」と言葉にできなかった子供たちに「逆Trick or Treat」(脅かさないとお菓子あげないぞぉ~!」などと素敵な返しで迎え入れてくれたり各家庭に個性がありとても楽しかったです。

今年の衣装は上記のドレス。単なる魔女(ウィッチ)のドレスかと思いきや襟を立てれるようになっていて実は「バンパイア・ウィッチ」らしいです。日本語に訳すと吸血鬼魔女?!ととても言いにくくあまりメジャーではないような気がしますが、こちらでは吸血鬼の女版として普及しているようです。

なるほどぉ~、胸のあたりにもコウモリのモチーフがありますねぇ。
いろいろと勉強になったハロウィンでした★

2010年10月29日金曜日

10月、ある日曜日のケンブリッジ☆

それはそれは美しい秋のケンブリッジでした。

太陽の光を反射しながら輝き流れるケム川の水、その流れに揺れながら水遊びをする水鳥、黄金に光る秋の紅葉、左右に広がる歴史あるケンブリッジ大学の大学校舎と建造物。1枚の絵画のように美しい情景を見ながら小さな小舟(パント)に揺られ10月のある日曜日は過ぎていきました。

この小舟が往来するケム川はケンブリッジの街の西を南北に流れケンブリッジ観光の象徴ともなっています。ケム川周辺にはケンブリッジ大学の壮麗なるゴシック様式の礼拝堂が付設された「キング・スカレッジ」、万有引力の原理を発見したニュートン他数々の歴史的人物を輩出した「トリニティ・カレッジ」など小舟に揺られながら船長さん(パンター)のガイドを聞きながら街の歴史に触れることができます。

コンクリートの橋、木材でできた橋、鉄でできた橋など川を往来する中で情景も変わり眼で楽しめる観光ツアーでお勧めです。

さてケンブリッジ観光のチェックポイントとしてひと言。日曜日は公道の無料駐車を利用でき市内をゆっくり散策するには絶好です。しかし日曜日は礼拝堂などは午後のみ一般公開をしているところが多いので事前にチェックすることをお勧めします。

小舟にゆられるパンティングは数社で運営されており、基本料金は設定されているものの時間や混み具合によって料金は交渉可能でした。大学生のアルバイトであろう船長さんがガイド付きで約10人程度の観光客を案内してくれるパンティングと、個人で小さな小舟(パント)を借りて自分で船を漕いでみることもできるプライベイト・ハイヤーもあり遊び方は自由です。

街の中心部には巨大ショッピング・モール「グランド・アーケイド」(英語ホームページ: http://www.grandarcade.co.uk/) や街中広場には昔ながらのマーケットもあり観光だけではなくショッピングも楽しめます。
ロンドン近郊の憩いの場所として観光してはいかがでしょうか☆






2010年10月28日木曜日

ウィンブルドン的 街頭配布?!

東京では「街頭配布」は重宝もの...。広告のビラを入れたティッシュを始め、サンプル・ドリンク、サンプル・化粧品、サンプル・ヘアーグッズなど、 目新しいもの&役にたつものなどついつい手が伸びる街頭配布が多い印象があります。

ロンドンに移り住み目にした街頭配布は究極にまずい(すみません)「スイカ・ジュース」のサンプルかフリー・ペーパー(無料新聞)のみでした。それが本日いただいたものはセンセーショナルでした。ウィンブルドン駅前で「フリー・バナナ!」とうたいながら、スタイルの良い女性数人が配っているものに興味を持ちいただいてみると本当にバナナが紙袋に入って配られていたのです。実はこれ、スポーツジムの広告の一環なのです。

スポーツジムの広告にバナナ???と思いつつ、その日本人的常識はずれな広告戦略に圧巻された一日でした★

2010年10月19日火曜日

ハロウィン間近!ガーゾンズ・ファームで カボチャとり★


実り多き秋。ロンドンの木々の葉も黄金色に変わり始めましたがそんな中、ロンドン南部イーシャーにある広大な農園「ガーゾンズ・ファーム」
(HP: http://www.garsons.co.uk/Esher/PickYourOwn/index.asp)に先週末行ってきました。
日本の感覚では1つの農園で収穫できる野菜や果物の種類は限られていますが、ガーソンズ・ファームでは四季折々の食物や美しい花々が所狭しと収穫を待ち望んでいます。
夏に訪れた際に比べると今回は果物より野菜が充実していたように思いますが、中でもひと際目立っていたのがオレンジ色に染まった畑、カボチャ畑です。余談ですが一般に英語圏では果実がオレンジ色のものがパンプキンで、その他のカボチャはスクウォッシュ(Squash)と呼ばれるそうです。
ハロウィン間近とあって中には両手に抱えきれないほどのカボチャをとって帰る人、カボチャをサッカーボールのごとく蹴って遊ぶ子供たちといろいろな家族が農園に訪れていましたが、スーパーに並べられた美しく磨きのかかったハロウィン・カボチャとは違い泥がついている自然なカボチャを見ることができ大地の恵みに感謝しました。
ガーソンズ・ファームはウィンブルドンから南へ車で約30分。入園料無料で農作物はとった分だけ各区画のキオスクで料金を支払う「Pick Your Own」(ピック・ユア・オウン)システムです。敷地入口にある「ガーソンズ・ガーデン・センター」や「ファーム・ショップ」では他のスーパーでは手に入れにくい食材やお土産類も充実していて季節のいい時期には1日たっぷり遊べます。季節によってとれる食物が異なるためお出かけの際にはホームページ(英語)のPYO(Pick Your Own)の欄でとれる食材を事前にチェックしていくのをお勧めします。
本当はいけないのですが、とった果物を畑でつまみ食いするのが最高に甘く格別で子供に「とっちゃいけないよ~」と言いながらついつい手が伸びてしまう、そんな「ガーソンズ・ファーム」はお勧めです☆

2010年10月8日金曜日

ジョニー・ディップきたる☆

(上記資料:BBC ホームページ http://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-11498980

本日イギリス国内で1番のニュースと言っても過言ではないでしょうか?!! 映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジョディー・ディップ扮する海賊、ジャック・スパロウがイギリスのある学校にやってきたのです!それもある児童の招待状を受けて!!!

ロンドン南部のある学校の9歳の児童が「私たち生徒はある意味、先生に対して反逆行為をする小さな海賊たちです。どうか私たちの学校にきてご教授を~」という具合にジョニー・ディップに手紙を書いたらしいのです。すると夢のごとき、本人が来てくれたのです!

私が感動したのはジョニー・ディップがまさに映画さながら児童の前でジャック・スパロウと演じきっていた姿!そして広告のためなら各報道機関に事前報告をしていたでしょうが、BBCでさえホーム・ビデオちっくな画像しか入手できていなかった...つまり本当に真摯に児童の気持ちをうけての学校訪問だったのです! 極秘訪問&サプライズ登場だったのです!!!

大ハリウッド俳優を超えて「父」の感覚で演じきったジョニー・ディップ、尊敬します☆

2010年10月7日木曜日

手作りドレスで勝ち取った大賞☆

今年で第4回目ををむかえる「ウィンブルドン・ブックフェスタ」(公式HP:http://www.wimbledonbookfest.org/ )が10月2日~10日まで開催されウィンブルドンの各地区にて文化・芸術に関わるイベントが催されています。

日本の秋と同様「読書の秋」「文化振興の秋」とでもいうのでしょうか。ウィンブルドンには芸術の象徴的場所の「ニュー・ウィンブルドン・シアター」や子供劇場「ポルカ・シアター」などの文化施設も豊富にあり、ウィンブルドンに関わる文化人や芸術家、作家などが発起人となりこのような「ブックフェスタ」が立ち上げられたようです。


その時期を同じくしてイギリス全国においても今週は「読書週間」で各学校でも読書活動を中心にいろいろな行事が開催されています。


私の娘が通う小学校では「読書&仮装パレード」と称し1年生から6年生まで全生徒が自分の好きな本のキャラクターに変装し学校に行く!というイベントがありました。女の子たちは赤ずきんちゃん、不思議の国のアリス、プリンセスなどに変装し、男の子たちはピーターパン、スパイダーマン、海賊などに扮して登校しそれはそれは華やかな1日でした。


娘に好きな本のキャラクターをたずねると「美女と野獣」のベルと即答! 近くのスーパーにドレスを探しに行ったのですが私がイメージするドレスが見つからず結局上記写真のようなドレスを作ってみました。


仮装イベント当日には全校集会が開かれ各学年2人ずつ仮装大賞が選ばれ、なんと私の娘も選ばれたらしいのです! 英語も学校生活もそれなりに頑張ってきた娘に初めて当たったスポットライトだったようで娘も感動!! 「ママ、私はママの子供でラッキーだったね。」と娘の言葉に私もウルウル...受賞の喜びを分かち合えました(涙!!!)。

賞品は映画でも有名な「チャーリー&チョコレート工場」の本でした。娘と私にとってのイギリスの大切な宝物になりそうです☆

2010年10月5日火曜日

ロンドン五輪 マラソンコース発表~地元の怒り

    (オリンピックマラソンルート - London 2012 公式HPページより)

2012ロンドン・オリンピックまであと660日となりました。

10月4日、ロンドンオリンピック組織委員会がオリンピックのマラソンコースを発表したのですが、コースから除外された地域の地元住民の怒りを各イギリスメディアでは大きく取り上げています。

今回発表されたコースは、「バッキンガム宮殿」と「トラファルガー広場」に続く道を発着点とし市中心部を3周します。その後テムズ川沿い東方面に走るのですが、コースの川の向岸には大観覧車「ロンドン・アイ」を一望し、その後観光名所の「セント・ポール大聖堂」、時計台「ビッグ・ベン」がある国会議事堂などを通り、コース東最終地点折り返しポイントは「ロンドン塔」付近となりそこでは「タワー・ブリッジ」もTVカメラにおさまることでしょう。
ロンドンに観光に行かずともTVでほぼ全ての観光スポットがマラソンを見ながらにして鑑賞できると喜んだのは私だけでしょうか? しかしオリンピック招致に街全体が盛り上がっていたロンドン東部地域住民は落胆するだけでなく怒りを覚えてるとのことです。
当初マラソンコースは「ロンドン塔」からロンドン東部に建設中のオリンピックスタジアムまでとされていたらしいのですが、その場合「タワー・ブリッジ」や幹線道路を封鎖する必要があり他の競技との関係から新コースがこの度発表されたのです。

ロンドン東部、タワー・ハムレット区長はTVインタビューで「この地区ではオリンピック競技が3つ開催されると約束されていた。しかし実際は1競技も開催されることはなくなった。」と訴えています。そして競技は開催されないのにオリンピックスタジアムとロンドン市内の競技開催場所の間に位置するこの地区では「混乱は強いられるが何の利益ももたらせられない」と憤りをあらわにしていました。

人種のるつぼであるロンドン東部の多様性をオリンピックを通し世界各国の人々に見てほしかった地域住民と、イギリスを象徴する地域をマラソンコースとして選んだ組織委員会の姿勢とのギャップにイギリスの現状をみたような気がしました★

景気と不倫の因果関係


9月29日付のロンドンのフリーペーパー'Evening Standard'(イブニング・スタンダード)に「ロンドンは不景気によって不貞都市へと変貌」という面白い記事を見つけました。ロンドンに住む人々が不倫をする確率は約5人に2人、37%近くに上り、イギリス全国平均の35%に比べると危険が潜む街だと評しています。
これは「Relate」という対人関係専門のカウンセリング機関が行った調査で、「不景気により長時間労働をしいられ同僚などの仕事関係者と共にする時間が増える。」「'trauma bonding' (トラウマから生まれる結びつき)、つまり精神的ストレスが多い時に職場での団結力は高まる傾向がある。」「会社帰りに同僚と飲む機会も増え、ストレスを家族に発散して家庭を崩壊に導くよりもロンドンのような大都市では不倫に逃げる傾向がある。小さな村では噂が広がりそのような行動にはでにくい。」とつづってありました。
日本が不景気の時には、お父さん達のお小遣いが減らされ会社帰りの飲み歩きも出来ず家にまっすぐ帰り、それ故家族と一緒に過ごす時間が増え家族円満になったとか、無駄な出費を抑えるため外食を控え家でまったり鍋をする機会が増え鍋の売り上げが上がったというニュースを聞いたことがあります。日本では不景気のほうが出生率が上がったとの話しも聞きました。
イギリスと日本の景気と家庭円満の因果関係の違いを面白く思いました★

2010年9月29日水曜日

リニューアル記念

ロンドンの季節が夏から秋、そして冬へと変化している今日、心機一転ブログもリニューアルいたしました(祝)!!!

渡英16カ月が経とうとしていますが、まだまだ学ぶこと、新しい発見がたくさんあり、ブログを通してお伝えしたいと思います☆

2010年9月22日水曜日

コッツウォルズへの旅☆Trip to West Country  ★南部編★

7月末から8月上旬にかけてコッツウォルズ地方に旅行にいってきたのですが、9月下旬に慌ててブログを書いている私はまるで土壇場で夏休みの宿題を仕上げている感覚です。ロンドンでは落ち葉も多くなり、どんぐりをせっせと運んでいるリスの姿が秋を思わせる季節となりました。

さて、コッツウォルズ南部で訪れた都市・村を紹介したいと思います。
★Bibury (バイブリー)
★Stroud(ストラウド)
★Cirencester(サイレンスター)
★Tetbury(テットベリー)
★Castle Combe (カッスルクーム)

今回の旅の私の1番のお気に入り&お勧めスポットは「Bibury」です(上記写真)。19世紀のイギリスの詩人、現代デザイナーのウィリアム・モリスが「イギリスで1番美しい村」と謳いあげただけあるその地、バイブリーはコッツウォルズにある数々の「はちみつ色の家屋の村」の中でもダントツに絵になる村でした。素朴であり色があり、個性があり「生」を感じる唯一の村のように私は感じました。

「Stroud」は私の友人の実家があるので訪れた街でしたが、ロンドンと違い、私がイメージする「イギリス人」、つまり外国人移民がほとんどいない、海外旅行者もいない、そんな普通の街でふと立ち寄ったにしては思い出深い場所となりました。
「Cirencester」は今思うと何故立ち寄ったのか...と思い出せないほどの通過点でしたが、こちらも村というより便利な街で、街の大きな教会には在英日本人学校の修学旅行生がたくさん訪れていて「こんなところで日本人の集団に会えるとは~」と心に残った場所でした。
「Tetbury」は言わずと知れた格式あるイギリス王室の避暑地でありハイ・ストリート(目抜き通り)には品の良いアンティークのお店が立ち並んでいます。この地には故ダイアナ妃が訪れたり、カミラ夫人ことコーンウォール公爵夫人がチャールズ皇太子が立ち上げた自然食品や環境に優しい工芸品を扱うお店、「Highgrove」ハイ・グローブの2008年の開店時に皇太子と一緒に訪れたことでも知られます。

コッツウォルズの旅の最後に訪れた村「Castle Combe」も「Bibury」に匹敵するほどのかわいらしい村でした。天気の良い日に遊歩道を散歩するのも良いかもしれません。ただ日本と違ってお土産屋さんはなく、散歩する以外にはパブで時間をつぶすくらいしかできないのが辛いですね。ツアーできたであろう若い日本人旅行客が数名、バスの出発まで時間を持て余しているようで日本とイギリスの観光地の目的の違いが垣間見れたようでした。
駆け足のコッツウォルズ地方への旅でしたが、新しい発見があり地元の人たちと交流ができたり、そして美しいイギリスの景観に心も和まされロンドンの早い時間の流れが嘘のような穏やかなひと時を過ごせました☆