2010年3月22日月曜日

日本クラブ☆南診療所


ロンドンにもとうとう春が到来したのでしょうか! 空には青空が戻ってきて草花がまもなく開花しそうな気配...と思ったら、また雲が空を覆ったり小雨が突然降り出したりと、なかなか春までの道のりは遠い、 そんな日々が続いています。

さて、今回は在英の日本の医療機関について紹介したいと思います。日系、あるいは日本語で対応してくれる総合医療機関はロンドン市内に3機関(HPは以下参照)、小規模なクリニックも数か所あります。

☆日本クラブ診療所(www.nipponclub.co.uk/html/02.html)
☆ロンドン医療センター(www.iryo.com/ )
☆ジャパングリーンメディカルセンター( www.japan-green.com/

上記の総合医療機関のうち、唯一テムズ川の南に診療所があるのは「日本クラブ診療所」で、ロンドン北部(St. John's Wood)に北診療所、ロンドン南西部ウィンブルドン地区(SW19)に南診療所があります。
その名称から、「日本クラブ会員のみの医療機関か?」「診療所=おじいちゃんドクター?」と正直不安でしたが、基本誰でも診療してもらうことができ、東京慈恵会医科大学から派遣されたそれぞれ専門が異なる若い先生方が交代で2つの診療所を担当しています。小児科専門の先生もいらっしゃり子供を持つ親としては安心で、看護師の方々も非常に親切で、海外生活で不安に思っていることも親身に相談にのってくださる心のオアシスです。

南診療所はウィンブルドン・コモンにある「パークサイド・ホスピタル」(www.parkside-hospital.co.uk/index0.asp )、本館裏手にある別館「パークサイド・ロッジ」(Parkside Lodge、上写真)内に診療所を設けています。

地元のGP(一般開業医)では子供の予防接種の際にアルコール消毒もせずに大胆に注射をされる、という話も聞きますが、こちら診療所は部屋は非常に狭いのですが衛生的で管理がゆきとどいているので安心です。

ちなみにパークサイド・ホスピタル本館裏手には40台程度収容できる駐車場がありますが、常時満杯で私のような運転初心者は出し入れが困難なこともありますので、ご注意を★


2010年3月5日金曜日

私にとってのロンドンNo. 1        ☆Liberty (リバティー)☆

ウィンブルドンに住んでいると、ロンドンで必要なもの・人気のあるものはある程度近場で揃うので最近ではなかなかロンドンの街中に行く機会、必要性がないのが現状です。しかし、私にとっての憧れ、憩い、これぞロンドン!っというのがロンドン中心部にある老舗百貨店「リバティー」なのです。

日本でロンドンの老舗百貨店というと
「ハロッズ」が有名ですが、ハロッズの世界万民にうける華やかさや品ぞろえの豊富さとは違い、この「リバティー」ではイギリスのセレブが愛するイギリスの伝統とモダンをとりいれた気品のある商品ばかりで、一歩館内に足を踏み入れると別世界にいるような感覚にさせてくれます。
リバティーの歴史については是非、「リバティー・ジャパン」のHPを見ていただくとして
(http:\\www.libertyjapan.co.jp/history/page01.html)、「私がリバティーを愛する3つの理由」と題しまして以下お伝えしたいと思います。

まず第1、「香りが良い」。通常、一般デパートに行くと、化粧品・香水コーナーの香りがするのは日本人にとってはあたりまえのことですが、ここ「リバティー」では人工的な香りではなく、アロマオイルの自然な、そして人をリラックスさせるほのかな香りが館内に充満しているのです。それもそのはず、リバティー3Fにはイギリスのみならずヨーロッパ屈指の高級アロマ・ブティックが存在しているからです。

第2、「デパート外観が個性的」。イギリスの歴史を表現する建造物は主に煉瓦作りに彫刻がなされているものですが、ここ「リバティー」では上記の写真のように白壁に濃茶の木材が全面にあり、煙突・時計台など、1度見たら忘れないユニークな建物です。本日撮影した上記写真のように澄み切った空を背景にすると、より一層荘厳な感じがするように思います。
そして第3の理由。もちろん「リバティー・ファブリック」、つまり生地の専門店
なのです。斬新なのにどこか懐かしいそのリバティー・カラーはイギリス国内
のみならず、世界各国で愛されている永遠の憧れのデザインです。
デパートなのに、有名化粧品店はない...でも「あなたに合う香水をブレンドしてくれる場所がある」。デパートなのに、食品を扱うフロアーはない...でも「あなたがあこがれる芸術がある」。 「リバティー」には、モダンで最先端なトレンドがあるものの、イギリス古来の伝統を継承しつつ今世紀を生き抜く斬新さがあるロンドン中心部にあるデパートです。

ある晴れた日、観光目的に「ピカデリー・サーカス」を訪れたら、是非そこから「リージェント・ストリート」を北上し、私の愛する「リバティー」にお寄りください。少し違った、ロンドンのイメージ、思い出ができるに違いありません☆