2010年9月22日水曜日

コッツウォルズへの旅☆Trip to West Country  ★南部編★

7月末から8月上旬にかけてコッツウォルズ地方に旅行にいってきたのですが、9月下旬に慌ててブログを書いている私はまるで土壇場で夏休みの宿題を仕上げている感覚です。ロンドンでは落ち葉も多くなり、どんぐりをせっせと運んでいるリスの姿が秋を思わせる季節となりました。

さて、コッツウォルズ南部で訪れた都市・村を紹介したいと思います。
★Bibury (バイブリー)
★Stroud(ストラウド)
★Cirencester(サイレンスター)
★Tetbury(テットベリー)
★Castle Combe (カッスルクーム)

今回の旅の私の1番のお気に入り&お勧めスポットは「Bibury」です(上記写真)。19世紀のイギリスの詩人、現代デザイナーのウィリアム・モリスが「イギリスで1番美しい村」と謳いあげただけあるその地、バイブリーはコッツウォルズにある数々の「はちみつ色の家屋の村」の中でもダントツに絵になる村でした。素朴であり色があり、個性があり「生」を感じる唯一の村のように私は感じました。

「Stroud」は私の友人の実家があるので訪れた街でしたが、ロンドンと違い、私がイメージする「イギリス人」、つまり外国人移民がほとんどいない、海外旅行者もいない、そんな普通の街でふと立ち寄ったにしては思い出深い場所となりました。
「Cirencester」は今思うと何故立ち寄ったのか...と思い出せないほどの通過点でしたが、こちらも村というより便利な街で、街の大きな教会には在英日本人学校の修学旅行生がたくさん訪れていて「こんなところで日本人の集団に会えるとは~」と心に残った場所でした。
「Tetbury」は言わずと知れた格式あるイギリス王室の避暑地でありハイ・ストリート(目抜き通り)には品の良いアンティークのお店が立ち並んでいます。この地には故ダイアナ妃が訪れたり、カミラ夫人ことコーンウォール公爵夫人がチャールズ皇太子が立ち上げた自然食品や環境に優しい工芸品を扱うお店、「Highgrove」ハイ・グローブの2008年の開店時に皇太子と一緒に訪れたことでも知られます。

コッツウォルズの旅の最後に訪れた村「Castle Combe」も「Bibury」に匹敵するほどのかわいらしい村でした。天気の良い日に遊歩道を散歩するのも良いかもしれません。ただ日本と違ってお土産屋さんはなく、散歩する以外にはパブで時間をつぶすくらいしかできないのが辛いですね。ツアーできたであろう若い日本人旅行客が数名、バスの出発まで時間を持て余しているようで日本とイギリスの観光地の目的の違いが垣間見れたようでした。
駆け足のコッツウォルズ地方への旅でしたが、新しい発見があり地元の人たちと交流ができたり、そして美しいイギリスの景観に心も和まされロンドンの早い時間の流れが嘘のような穏やかなひと時を過ごせました☆

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