2009年8月19日水曜日

鉄分不足のカ・ラ・ダ

ロンドン生活を始めて2カ月ほどたったある日、急に視界の光バランスが崩れ立っていられなくなる事件がありました。幸いにも自宅にいたのですぐに横になり安静にしていると少し良くなりましたが、ド近眼でコンタクトがらみのトラブルが今までも多かったのできっとコンタクトの調子が悪いのだと思い1日コンタクトをはずして眼鏡をつけて過ごすことにしました。しかしコンタクトをはずしても気分がすぐれず何かが違う...と時間が経つにつれ感じ、これは「貧血」なのではとの結論に達しました。

そういえば、日本ではホウレン草は定期的に食べ、貝の味噌汁、海藻系は頻繁に摂取し、私の東京の地元で大人気の「レバーフライ」は自分のご褒美としてしばし奮発して買っていたものです。その上、家族ではよく週末に焼肉に行きレバーをたらふく食べ、平日には青魚もしっかり調理していました。しかし、ロンドンに来てから上記の食べ物を一切食べていないことに気が付き、その上カフェイン中毒のごとく事あるごとにコーヒーを飲んでいました。カフェインは鉄分の吸収を妨げるという事実もあるようで、あまりにも自分の食事に対する怠慢さと家族に対する無責任さを痛感してしまいました。

とにもかくにも自分が倒れては家族が共倒れしてしまうと近くの薬局に行き、鉄分補給用サプリメント(上記写真)を購入してきました。液状のものの方が吸収が良いとのアドバイスをいただき、「これを飲んだらさらにパワーアップするぞ!」と飲む前から元気が湧いてきました★

2009年8月18日火曜日

ビーチリゾート:Brighton

先週末(8月15日)、ロンドン真南に位置するビーチリゾート地、'Brighton'という街に車で行ってきました。初めてのマイカーでの長旅で不安もありながら、ロンドンでよく使われているカーナビ・システム、'Tom Tom'を駆使しながらの1時間強の旅でした。

空は真っ青、海は真夏の太陽の光をいっぱい受けキラキラと輝き、まさにビーチ日和そのものでした。ビーチには薄茶色のきれいな石が敷き詰められ、裸足になると心地よい足裏マッサージ気分。ビーチ上にあったシーフードレストランでのランチは格別のもので、ロンドン到着後初めて味わう文句なしの充実感!!!

海の上にたたずむ'Brighton Pier'の中に位置する遊園地は最高で、入園料は無料はもちろんのこと、乗り物はかなりの上手! 過去、娘と数々のメリーゴーランドに乗ってきましたが、この遊園地のメリーゴーランドはまるで海の上を羽ばたいているような心地よさで、夢心地の1日でした。

超おすすめです★ Yx

2009年8月14日金曜日

テニス・サマースクール

5歳になる愛娘は残念ながら運動音痴。特に球技は大の苦手ということもあり...テニスのサマースクールに今週1週間通わせてみました~。

「ウィンブルドン=テニス」のイメージが街全体にある中、1度もテニスをかじったことがないとなると将来後悔するのではないかと親の勝手な発想で毎朝1時間の練習です。

娘の上達具合はさておき、テニス・コーチの質が高くて感動しました。5歳から8歳のやんちゃ盛りの男女10人に対し1時間みっちり、ゲームを取り入れた柔軟体操から始まり、ラケットを持たずボールに親しむためのボール遊び、そして後半はラケットを持ち打つ練習、そして最後にはテニスコートのラインを使っての判断力&瞬発力を促進するゲームで締めくくる。全てに意味を持ち、子供たちは集中し飽きないという素晴らしい内容の1時間で、テニスの奥深さを垣間見た1週間でした★

2009年8月13日木曜日

学校選び②

前回のブログ「学校選び①」に娘が「小学校入学前に1ヵ月でもレセプション・クラス(義務教育準備クラス)で勉強の基礎を学べて良かった。」と書きましたが、実はこの状況に至るには深~い事情がありました。

渡英が決まってからというもの私はネット上で娘の学校探しに日々奮闘していました。居住地を決めてから学校を探すか、それとも学校が決まってから住居を探すか...。

「無難に、日本人が多く住む地域(ロンドンでは北と西)に行けば治安もある程度良いはずだし現地校には日本人もいるし子供もストレスにならなくてよいのでは?」と教えてくれた知人もいれば、「イギリス人で、ある程度収入のある家庭の子供たちは大抵私立校に通っているのであなたの子供も私立校の手厚い教育の恩恵をを受けてみては?」とアドバイスしてくれた友人もいました。

昔からひねくれ根性の私は「無難」という言葉に何か反感を持ち、「皆が北と西にいくなら私は東か南!私立に皆通うなら私の娘は現地公立校!」(ちなみに一般的にロンドンの東は治安が悪くて有名らしいので東はすぐに却下)などと、ズレた張りきり方をしていたのはいいものの、最初から選択肢を縮めそして最終的には自分の首を絞めることになるとは....。

現実を知ったのは渡英直後。実はロンドンでは2003年、2004年生まれの4~5歳児が入れる学校が少なく社会問題にもなっているというのです。現実に先日、各種イギリス・メディアでは公立校に入りたくても入れない、待機生の増加とその社会問題について特集を組むほどのようです。話によると、出生率がその時期高く子供の数が多くなった上に不況により以前だと私立校に入れていた親が子供を公立校に通わす傾向が高くなったという状況がダブルで学校不足を招いたらしいです。

私は渡英後日本でいう区役所のような行政機関に公立校の受け入れについて連絡を取ったところ、「現在空きがありすぐ入学できるのは2校のみ」との回答がありました。その2校とも自宅からは徒歩圏ではないと知り、「自宅の近くの学校に空きがでたら娘を入学させたいと思います」とメールを返送しました。すると、
'(Your daughter) as she is of statutory school age. When a child reaches statutory school age a parent is legally responsible for providing an education. Failure to do so can result in a fine, or even imprisonment.' (あなたのお子さんは法定上義務教育の年齢に達しており、保護者は法律上教育を与える義務があります。義務を怠れば、罰金、または禁固刑に処する場合があります。)
と驚くような内容の返信メールが届き、「どこでも良いので入れる学校に通わせてぇ~」という残念な結末を迎えることになりました。
空きのあった2校のうち自宅から若干近く公共バスの便が良い学校の方を指定し入学手続き完了。その学校の評判も制服も何の前知識なく入学が決まってしまい、あまりのバクチ的な状況に私は娘に心の中では平謝り...。
しかし神様は見捨てはしませんでした。毎日の通学は少し遠くて不便ですが、とても良い学校で担任&クラスのお友達にも恵まれ娘は素晴らしい学校生活を始めることができました★

2009年8月12日水曜日

学校選び①

6週間強の長い夏休みもどうにか半分が過ぎましたが、子供の喜びそうなイベントのネタも尽き、夏休み後半をどのように過ごそうかと頭を抱える日々を送っています。

私の娘は5歳(2003年11月生まれ)でロンドン到着3週間後から現地公立小学校の’レセプション・クラス’(Reception Class)に入学しました。日本では幼稚園の年長さんに少し慣れてきたころに渡英し、そしていきなりロンドンでは小学生?!っと心配したものですが、この’レセプション・クラス’というものは、いわゆる「義務教育準備クラス」とでもいうのでしょうか、小学生と同じように制服を着て学校の決められたカバンを持って通学し、朝は9時から、お迎えは午後3時と小学生と同じ時間帯で学校で学びます。ただ、基本的には日本の公立幼稚園のような遊びを主体とするカリキュラムで、アルファベットの読み書きや数字20を最大に簡単な足し算や引き算の基礎を教えてくれます。

また、昼食はお弁当持参、あるいは給食(school dinner)を選択することができ、学校のホール(講堂)で上級生と一緒に食事をしているようです。

ちなみに1つ下の学年(4歳児)は同じく小学校の’ナーサリー’(Nursery)というクラスに通うことができます。こちらは午前の部と午後の部と2クラスあり、空きがあれば選択が可能のようです。

夏休み突入前に1カ月しか通えなかったレセプション・クラスでしたが、英語の基礎、フォニックス(phonics)を教えてもらった娘は道路の標識に書かれた英語を少し読める?!...発音できるようになりました。夏休み明けの今年9月からは小学校1年生(Year 1)になるので、それまでに少しの期間でしたが学校制度に慣れることができて本当に良かったと思います★

2009年8月2日日曜日

つぶやき~渡英2カ月後の初体験

自宅窓から月を見ました。気がつけば渡英2カ月が過ぎ、初めてロンドンで見たお月さまでした。
私が住んでいた東京下町ではお月さまがいつもニコニコ。月を見ながらその日1日の出来事を思い出し、明日の1日を想像していたものですが、渡英したころ(5月末)は午後9時ごろまで明るかったロンドンではお月さまの姿も見受けられませんでした。...が、そろそろ秋の気配なのでしょうか。久しぶりに見たお月さまに乾杯しています。Yx