2010年11月19日金曜日

顔だしNG★ラクダに仮装★クリスマス会?!


11月も半ば過ぎ、イギリスの長くて暗い冬が始まりました。気持ちも滅入ってしまいそうな夜が長い季節の始まりですがイギリス2度目の冬、暗い冬に宝石のように光り輝く花火やクリスマスのネオンライトを満喫しようと昨年より少しポジティブな日々を過ごしています。

地元小学校では12月に入ると恒例の「クリスマス学芸会」(以下、クリスマス会)が開催されます。昨年娘はクリスマス会で「ナレーター」の配役をいただき、「黒い服」+「クリスマスらしいキラキラした飾り付け」ありのコスチュームを探すのに苦労しました。しかし、今年は2度目の冬、早めに手配完了いたしました。

今年の娘の役どころは「ラクダ」★★★

クリスマス会のお題は大抵「聖書」に基づいた劇が多い中「何故、ラクダ?!」と思ってしまいます。それも劇には「ペンギンが出てきて、それも主役?!」というのですから聖書も奥が深いなぁと感心してしまいます。

劇で使われそうな子供用コスチュームは意外にも大手チェーン・スーパーでこの時期1500円前後で売り出されているのでその手軽さにまずビックリ! サンタのコスチュームに始まり、トナカイ、妖精、星、などなど手ごろな値段で近くのスーパーで簡単に購入できます。しかしクリスマスになくてはならない役柄の衣装は販売されているもののマイナーな役柄衣装はさすがにないのです。

そこで頼りになるのがオークション・サイトの「eBay」、またはネット・ショッピングの大御所「Amazon.co.uk」です。イーベイはオークション・サイトですが新品ものも取扱いその品ぞろえは無限大!アマゾンは日本でもお馴染み大手オンライン・ショッピング・サイトで信頼がおけます。

写真は約1500円でアマゾンUKで購入したラクダ・コスチュームです。ラクダのコブも2つで大満足です。

もうすぐ7歳になる娘に試着させてみると意外に面白い~!
さて、12月某日、彼女はクリスマス会で大役を果たせるでしょうか★

2010年11月16日火曜日

速報☆ロイヤル・ウェディング

今日の午後ニュースを見ていると、英国プリンス・ウィリアムと長年お付き合いしていたケイト・ミドルトンさんが正式に婚約したというニュースが入り地元メディアは大変盛り上がっています。

BBCでさえ「何故この日、このタイミングで発表したのか!」と慌てて素材集めをしているような報道の仕方でまさに「速報!」、と見ている方も盛り上がってしまいます。

今回の発表についての地元メディアの報道の仕方は「来年の春か夏に2人が結婚すると発表されたが他の王室行事などと照らし合し何月に結婚するであろうか?」「式場はどこになるか?」「お相手のケイト・ミドルトンさんとはどんな女性か?」「イギリス王室ではダイアナ元妃を始め数々のスキャンダルが続いているがそれらから何を学んびこの2人の結婚生活にどのように影響するか?」などという質問を投げかけていました。

お相手のケイト・ミドルトンさんと会話したことがあるジャーナリストは「彼女は物静かでえくぼが可愛いおしとやかな人物。1歩下がって相手を立てる人柄(ダイアナ元妃と比較して答えているのか)彼女が育った家庭も安定していて、学生時代からお付き合いしてお互いを知っているプリンス・ウィリアムとケイト・ミドルトンは最近の王室の流れと反して新しい時代を築き素晴らしい家庭を作るに違いない。」と評していました。

久しぶりに明るいニュースでこれからイギリス王室の動向から目が離せません☆

2010年11月14日日曜日

学校の宿題☆ポエム

≪小学校2年 1学期 国語宿題
今週児童は詩について学習し、「風」 という題材の詩を授業で学びました。また、詩の頭韻法についても学びました。
宿題:「ポピー」、「秋」、「風」のうち1つ題材を選び8行の詩を書きましょう。来週の授業でその詩を発表します。≫

金曜日に持って帰ってきた小学2年の娘の宿題は上記のような内容でした。英語の本もすらすら読めるレベルではないのにいきなり「詩」を書く??! それも小学校2年生で?! などと驚きながらこのイギリス風な宿題に私もチャレンジしてみようと硬くなった頭をフル回転させてみました。

学校の教科書も参考書もない中私が頼れるのはグーグル検索のみです。「Year 2 poem」「Year 2 poetry」「poetry children uk」と検索してみると予想外にヒットするのです。やはりイギリスで「詩」を通して語学を学ぶのは普通のことなのでしょうか...。

余談ですがイギリスでは11月11日は「Remembrance Day」(リメンバランスデー)という第1次・第2次世界大戦の戦没者追悼記念日でした。11月に入ると人々は赤いポピーのブローチを胸に飾り、国のために戦った兵士への想い、平和の願いの気持ちを込め第1次世界大戦の休戦協定が発行された1918年11月11日午前11時の同時刻には2分間の黙とうをささげます。この日のシンボルとなっているポピー(ケシの花)は第1次世界大戦中荒れ果てた戦場跡に一面に咲いた花がこの真っ赤なケシの花でそれはまるで戦死した兵士たちが流した血のようだったそうです。これは有名な「In Flanders Fields」という詩であらわされています。

娘の宿題のお題を見て「きっとこのリメンバランスデーを絡めて詩をつくると先生が求めている詩になるはず!」と思い私も1詩創ってみました。ところが娘に見せると駄目だしされ驚くことに彼女は淡々と詩を創り上げたのです! もちろん模範解答ではないでしょう。組み込んだ単語もあまりにもシンプルでしょぉ。しかしそのシンプルさに自分の持っていない発想があり、授業で習ってきたであろう詩のリズム感もあり、イギリスの授業の奥深さに感心しました。

11月秋の頭の柔軟体操に是非みなさんも1詩詠んでみてはいかがでしょうか★

2010年11月4日木曜日

娘よゴメン★学校ネタ パペット作り

もうすぐ7歳になる娘は「彼女ネタ」をブログやフェイスブックにUPされるのがとても嫌みたいです。でもこそぉ~っと皆さんに披露しちゃいます。

娘が通う学校では年に1度「工作」授業の1大イベントが開催されます。娘はこの9月から現地校で小学校2年生になったのですが2年生のお題は「パペット作り」(操り人形)でした。こんな私でも「ヘルパー」(担任補助をボランティアでお手伝いする保護者)としてパペット作りに参加してきました。


私のパペットのイメージは「糸で吊って操作する人形劇にでてくる人形」だったのですが、パペットもいろいろあるようで今回は子供でも作れる簡単パペットでした。
パペット頭の部分には丸い発泡スチロールを使い、胴体は紙コップ、薄色紙やフエルト布などで装飾しなかなかの出来具合いでした。

午前には「パペットとは」の講義が専門家により行われ、頭部の製作、そして胴体、顔と髪型の製作と移り、好き好きに飾り付けをして最後にはクラスでパペットショーを披露するという濃厚な1日でした。
たった1日で6~7歳児がパペットを製作しても大したものは作れないだろうと過小評価をしていましたが全ての児童が個性のある素晴らしい作品を作り上げ正直驚きました。
簡単に作れる6歳用パペット作り。是非チャレンジしてみてください☆

2010年11月1日月曜日

バンパイア・ウィッチ((吸血鬼魔女))??!

昨日は10月31日ハロウィンでしたね。
ロンドンでは午前に降っていた雨も昼には上がり寒さも厳しくなくハロウィン日和?!でした。
夕方5時すぎには真っ暗になり「Trick or Treat」(お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ!)をしにご近所めぐりに出発。

カボチャのジャックランタンが玄関先に飾られている各家を子供たちは怪物や魔女など「恐ろしい」とされているものに仮装してお菓子をもらいに行くのですが、子供が思わず後ずさりしてしまいそうなお化け屋敷風に変貌していたお宅、ドアを開けると大人も腰をぬかしそうなお化けがドアから現れたり、お菓子をもらうのに夢中でついつい恥ずかしいのか「トリック・オア・トリート」と言葉にできなかった子供たちに「逆Trick or Treat」(脅かさないとお菓子あげないぞぉ~!」などと素敵な返しで迎え入れてくれたり各家庭に個性がありとても楽しかったです。

今年の衣装は上記のドレス。単なる魔女(ウィッチ)のドレスかと思いきや襟を立てれるようになっていて実は「バンパイア・ウィッチ」らしいです。日本語に訳すと吸血鬼魔女?!ととても言いにくくあまりメジャーではないような気がしますが、こちらでは吸血鬼の女版として普及しているようです。

なるほどぉ~、胸のあたりにもコウモリのモチーフがありますねぇ。
いろいろと勉強になったハロウィンでした★