2010年6月4日金曜日

白亜の断崖・セブンシスターズ



先月5月30日私たちの渡英1周年を記念して、イギリス南東部海岸の景勝地「セブン・シスターズ」に行ってきました。
絶好のハイキング日和、空気は澄み空は晴れ渡り往復2時間の「カントリー・パーク」内の散策は素晴らしいものでした。周りには馬や羊、牛が放牧されていて川鳥・海鳥もいきかう自然の宝庫でした。

「セブン・シスターズ」とは7つの突端がある石灰岩質の白亜の断崖を指すようで、崖を眺める位置によりその美しさは変化するようです。

断崖の全景を見たい方は断崖より
西に位置する「Seaford Head」から眺望するのがお勧めです。なるべく歩かず岸壁近くまで車で行きたい方は「Birling Gap」を目指し、そこからさらに東に徒歩で移動すると「セブン・シスター」の中で1番高い「Beachy Head」の突端と海に浮かぶ灯台の風景が見られるそうです。
子供連れの私たちは「断崖の美」を目指すよりも、のどかな自然を満喫したいという思いで平坦な野原を散策できる「セブン・シスターズ・カントリー・パーク」でひと時を過ごしました。6歳の娘にとって初めての長距離散策で多少不安はありましたが、公園そばにあった案内所のおじさんに「子供でも歩ける距離ですか?」とたずねると、「動物や虫、草花を観察しながら歩いていると子供は時間や距離など考えることなく楽しめるよ」と励ましてもらいました。おまけに公園内に生息する「生き物発見ガイド」のようなものをいただき、これを片手に娘は公園内を楽しく歩くことができました。

最後に、上記「パーク・マップ」に記載しましたが、分岐点から丘を歩いて崖を望むより、まずはまっすぐに海岸を目指しそんの後急な坂を登り崖を望む、時計と反対方向に移動するのが断然オススメです。
なだらかな、しかし永遠に続く坂を崖目指して移動している人々の大変そうな様子を横で見ながらそう思ったのでした☆


0 件のコメント:

コメントを投稿