2010年6月22日火曜日

ウィンブルドン駅周辺

テニスのウィンブルドン選手権2日目を迎えウィンブルドンの街にも活気が湧いてきました。それもそのはず大会2日目は地元イギリス(スコットランド・グラスゴー出身)のアンディー・マレー(Andy Murray)選手の第1回戦が行われたからです。予想通りに順当に勝ち進みこれからの大会に皆期待を寄せています。
世界に名の知れた「ウィンブルドン」のその中心となる駅は残念ながら期待した豪華さはありませんが(上記写真、22日撮影)毎年多くの人々が各国から集まりその賑わいは変わることはありません。タクシーを待つ長蛇の列、テニス会場行きの臨時バス(ダブル・デッカー)に乗り込む多くの人々と、小さな駅周辺がパンクしそうな様子です。
イギリス地元メディアでは大会4日目の24日にエリザベス英女王がセンターコートに33年ぶりに観戦しに訪れると伝えています。それほど今年のイギリス代表選手に対する期待は大きいのではないのでしょうか。ただその注目はイギリス代表選手が試合前に女王に向かって正式なお辞儀をするか否かという点です。国を背負うスポーツ選手は試合意外にも気苦労が多いようです★

2010年6月21日月曜日

ウィンブルドン・テニストーナメント2010開幕

[2010ウィンブルドン・チャンピョンシップ公式ページよりhttp://www.wimbledon.org/em_GB/index.html]
今年もやってきました! テニス世界4大大会の1つ、ウィンブルドン・テニストーナメント2010が今日21日、こちらイギリス・ロンドン南西部のウィンブルドンにて開幕しました!

そして第1日目にして大会連覇をかける男子シングルのロジャー・フェデラー選手(スイス)の試合が間もなくセンター・コートで行われる予定で、ワールドカップ・サッカーに抑えられ気味の今年の大会ですがその興奮・盛り上がりは最終戦が行われる7月6日まで目が離せません。
そんな中、毎年地元ウィンブルドンではテニス大会が始まる直前の週末、「ウィンブルドン・コモン」(ウィンブルドン駅より徒歩15分程度)という公園にて「ウィンブルドン・ビレッジ・フェア」という日本の夏祭りに似た大イベントが開催されます。
いつもはだだっ広く何もない芝生の上には所狭しと多数の屋台があり、地元名産物や屋外パブのような空間もあり、天気が良かった週末はどこにいっても人だらけでした。ダンス・ショーやホース・ショー、ジャズ・フェスタも兼ねそろえ、その雰囲気はお祭り騒ぎでした。
また広場の1部には「移動遊園」(Fun Fair)も開催されていて、地元に来た遊園地に子供たちはおおはしゃぎ。いつもは仕事で忙しいお父さんたちも子供たちと一緒にゴーカートに乗ったり小型ジェットコースターに乗ったりと微笑ましい光景を目にしました☆

2010年6月9日水曜日

スクール・ユニフォーム 夏編

娘6歳が通っているのは現地小学校。現在1年生です。
日本で言う公立小学校はイギリスでは2種類あり、キリスト系の公立校と一般的な公立校のコミュニティー校があります。キリスト系の小学校と言ってもキリスト教信者以外でも入学でき、基本的に学校は選択制で、自宅から学校の距離が近い生徒からの優先という選択学区制です。ただ途中入学の場合、自宅から近い学校でもすでに定員に達している場合は学校に空きが出るまでの順番待ちとなります。通常その間に区役所から強制的に他の学校に振り分けられます。特別申請をした場合希望の学校に空きがでるまで入学待機も可能と聞きましたが、空きが出るまで1年以上かかる場合もあるので、区役所から紹介された学校がよほど気に入らない以外は入学させ、その上で近くの学校に順番待ち申請をしておくのが得策かと思われます。

さて、娘が通う小学校では女の子たちが夏の制服に衣替えして学校全体が明るいイメージに大変身!公立小学校においては日本のように制服の「衣替えの日」はないので、季節や子供の体調に合わせて各個人が選択します。天気が変わりやすいイギリスでは、ある子供は冬服、別の子供は夏服、またある子供は夏服のドレスに冬に着用するタイツやカーディガンを着たりして制服が皆バラバラの時期があり面白い光景です。
娘の通う学校の夏用制服は赤のギンガム・チェックで近所の大手スーパーで1着500円から1000円程度で購入できます。私がよく利用している制服が購入できる近所の大手スーパー(日本で言うイトーヨーカ堂、イオン、ダイエーのようなもの)は:
*セインズベリー(Sainsbury's ...大型店のみ衣料の取り扱いあり)
*アズダ(ASDA ...大手スーパーの中で最低価格保証をうたっている)
*テスコ(Tesco... 関東地方に多数出店でおなじみ)
*マーク&スペンサー(Mark&Spencer... 上記3スーパーより価格設定が高めで上質な物を取り扱っている)
の4店で各スーパーによって制服のデザインや質が違ってコレクションしたい気持ちにさせます。

娘が入学したのは昨年5歳の時で小学校にあがる前のレセプション・クラス(日本の幼稚園年長組に相当)でした。そのため制服は簡単に1人で脱ぎ着ができる前がファスナーになっているものを選びました。
さすがに2度目の夏を迎える彼女は少しお姉さんぶり、ファスナーではなくボタン開き、理想ではIラインよりもAラインで後ろがリボンになっているものを要求~。なんて注文が多いんだろうと思いつつ、私も制服選びを楽しみスーパーをはしごして選びました。
同じ赤のギンガム・チェックでもチェックの大きさ、赤の色合い、ポケットの位置、タックの入用、レースの使用有無などそれぞれに特色があります。また、学校によってチェックの色が、青、緑、紫、濃い青(ネイビー)、ピンク、赤、黄色と別れていて、どこの生徒かすぐにわかり何かと便利です。

個人的意見ですが、私は購入した3種類の制服のうち、マークスペンサーで買った夏服が綿100%で布もぺらぺらではなくレースが施されていて(写真1番下)お気に入りです。

毎朝娘と「今日どれ着ていく?」とファッションショーを開く楽しい夏の毎日です☆

2010年6月4日金曜日

白亜の断崖・セブンシスターズ



先月5月30日私たちの渡英1周年を記念して、イギリス南東部海岸の景勝地「セブン・シスターズ」に行ってきました。
絶好のハイキング日和、空気は澄み空は晴れ渡り往復2時間の「カントリー・パーク」内の散策は素晴らしいものでした。周りには馬や羊、牛が放牧されていて川鳥・海鳥もいきかう自然の宝庫でした。

「セブン・シスターズ」とは7つの突端がある石灰岩質の白亜の断崖を指すようで、崖を眺める位置によりその美しさは変化するようです。

断崖の全景を見たい方は断崖より
西に位置する「Seaford Head」から眺望するのがお勧めです。なるべく歩かず岸壁近くまで車で行きたい方は「Birling Gap」を目指し、そこからさらに東に徒歩で移動すると「セブン・シスター」の中で1番高い「Beachy Head」の突端と海に浮かぶ灯台の風景が見られるそうです。
子供連れの私たちは「断崖の美」を目指すよりも、のどかな自然を満喫したいという思いで平坦な野原を散策できる「セブン・シスターズ・カントリー・パーク」でひと時を過ごしました。6歳の娘にとって初めての長距離散策で多少不安はありましたが、公園そばにあった案内所のおじさんに「子供でも歩ける距離ですか?」とたずねると、「動物や虫、草花を観察しながら歩いていると子供は時間や距離など考えることなく楽しめるよ」と励ましてもらいました。おまけに公園内に生息する「生き物発見ガイド」のようなものをいただき、これを片手に娘は公園内を楽しく歩くことができました。

最後に、上記「パーク・マップ」に記載しましたが、分岐点から丘を歩いて崖を望むより、まずはまっすぐに海岸を目指しそんの後急な坂を登り崖を望む、時計と反対方向に移動するのが断然オススメです。
なだらかな、しかし永遠に続く坂を崖目指して移動している人々の大変そうな様子を横で見ながらそう思ったのでした☆


魚料理☆

はじめに申し上げますが、私はお料理は嫌いではないですが腕に覚えがありません。料理のレパートリーが少ない分、余計に海外生活での食材探しには苦労しています。

そんななか、是非ご紹介したいのがイギリスの「鯛」です。(上写真、英語名'Sea Bream')

イギリスの一般的な魚屋さんをのぞくと、フィッシュ&チップスでもよく知られているタラ(Cod)のようなタンパクな味の魚が大半を飾り、貝類といえばマッスルぐらい、その横には見たこともない怪しい色や形をした魚があったり、初めは何を買っていいのかわからず無難にサーモンで手を打っていました。ところがある日「鯛」と巡り合ってしまいました。

何故か私は「鯛」の英語名を「Snapper」と覚えていたので、はじめて上記の魚を見て「鯛に似ているけど表示では'Sea Bream'と書いてるし違うのかなぁ~」と迷いましたが正真正銘の鯛でした。全長約30cmで肉厚もあり、お頭付きで2匹7ポンド(1匹500円弱)と日本に比べて超お安い! その上、内臓やうろこはきれいに取り除いてくれていてほんとありがたいです。お刺身にして食べたいところですが、そこはグッと我慢...。

単に塩を振ってオーブンで焼くだけで魚の甘味だけで美味しい!!!お頭はうしお汁にして一丁上がり~。今夜のおかずにいかがでしょう☆