2012年にロンドンで開催される夏季五輪とパラリンピックの公式マスコットが今月19日に発表されました。まさか「ゲゲゲの鬼太郎」の「目玉おやじ」が着ぐるみを着て進化し地球の裏側のイギリスでオリンピックのマスコットに採用されたとは?!っと思ったのは私だけでしょうか。しかしよく見ると、「目玉おやじ」の黒目の周りは赤かったなぁ~などとその違いはやすやすと見抜けました。
この不気味なマスコット、日本では「奇妙」だとか「可愛くない」などと批判を遠回しに報道されているようですが、実はここイギリスではハローキティーを代表とする日本の「可愛い」文化は一切存在せず、おもちゃ屋をのぞくとそこにはグロテスクなおもちゃ、気持ち悪いおもちゃが意外に人気なのです。それをもとに考えると、このマスコットも国家シンボルに近い「特徴のある」代物ではありませんか! ちなみにイギリスではこの「可愛くない」マスコットは日本アニメの影響だという批判の声があるようで、どっちもどっちと言ったところでしょうか。
ロンドン・オリンピックの公式HPを覗くと、そこにはこのマスコットが生まれた由来がショート・アニメで掲載されていて何故かほのぼのとさせられてしまいます。時間があれば覗いてみてください⇒http://www.london2012.com/mascots/
私の知る限り意外にこのマスコットはイギリス国内ではそれほど不評ではなく、その面白い身なりをアートに変えて楽しんでいるようです。
イギリスの無料人気夕刊紙'London Evening Standard'で見つけた記事では、公式マスコットを紹介するよりそのパロディーがインターネット上であふれかえっていると伝えていました。
イギリスの無料人気夕刊紙'London Evening Standard'で見つけた記事では、公式マスコットを紹介するよりそのパロディーがインターネット上であふれかえっていると伝えていました。
左の写真のように、ナチス・ヒットラーを模ったマスコット、イギリスの有名ブランド、バーバリー生地をまとったマスコットなど意外にいけてるものが紹介されていました。
いろんな意味で今のイギリスを表わしているようで面白い!!!
この茶目っ気たっぷりなマスコット達を思いながら2010年オリンピックを皆さん! 楽しみましょう☆
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