2010年5月12日水曜日

イギリス新連立政権発足

それは難産だった...。
しかし今日、青空の下、ローズ・ガーデンで語り合う若い2人は晴れやかだった。

                             [Photo from BBC Online]

先日の総選挙の結果、13年にも及んだ労働党政権が失脚し、イギリスで第53代キャメロン首相(保守党)が誕生しました。保守党と労働党の2大政党が政権を交互に担ってきたイギリスでは戦後初の連立政権発足だということです。

低くて太い声、あまり笑顔が得意でなかったゴードン・ブラウン前首相とは対照的に、初記者会見を首相官邸内ローズ・ガーデンで開いた保守党デイビッド・キャメロン首相、そして自由民主党ニック・クレッグ副首相は共に43歳と若く、明るく、ジョークを交え朗らかなイメージでした。しかし地元メディアでは政策が異なる中道左派の自由民主党が連立与党になり、キャメロン首相は上手く政権を運営できるのか?と、今日の記者会見のパフォーマンスも薄っぺらい「デイビッド&ニック・ショー」と揶揄されていました。

日本のように数合わせのために自民党に「付属」している連立政党とは違い、今回誕生した2つのパワーの「融合」のイメージが強いイギリス新政権、その力量を早くみたいものです☆

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