2010年9月9日木曜日

コッツウォルズへの旅☆Trip to West Country  ★序章★

7月23日から9月5日の約6週間という、ながい、なが~い夏休みが終了しました。
イギリスに移住して以来の2度目の夏休み。待ちに待った夏休み!

日本では気候の良い行楽シーズンは春と秋、1年の半分は少なくとも天候に左右されずに旅行の計画を立てることができますが、ロンドンで1年暮らして学んだことは「行楽シーズンは1年の約1/4。この夏こそ勝負の時!!!」渡英したての昨年の夏に、したくてもできなかったイギリスならではの体験を太陽の日差しを全身に浴びながらこの夏満喫しました。

そこで今回は3泊4日のコッツウォルズ地方&バース&ストーン・ヘッジへの旅(Trip to West Country)と題し私の小旅行を紹介したいと思います。

コッツウォルズ地方とはロンドンから日帰り旅行も可能なイギリスらしいのどかな田園風景が広がる人気観光スポットの1つで、個性のある村(日本の「村」というより、メルヘンチックなかわいいビレッジを想像してください)が点在してその1つ1つにイギリスの歴史を感じることができる地域です。

巷で「コッツウォルズにい行った?!」などという会話をよく耳にし、「コッツウォルズ」という観光スポットがあるのかと思いきや、実はロンドンから車で西に約2時間で行ける丘陵地帯の名称でした。また、「コッツウォルズ州」や「コッツウォルズ群」という地域はなく、イングランド西部に位置するなだらかな田園風景が広がる場所を総称しているようです。必死で「コッツウォルズ」を地図で見てもないはずです。旅行ガイドブックにはしっかり記されていましたが...。

ロンドンから車で数時間、イギリスっぽくおとぎ話にでてきそうな村々...というだけでは心は動かされませんでしたが、「世界で最も美しい村」「この世の天国」と評されると知り、これは一見に如かずと行ってまいりました。

まず初日、ロンドンから西に移動しオックスフォードを通り過ぎ最初に到着したのは「Burford」という小さな街でした。おっ、これがガイドブックに載っている「はちみつ色の壁の家屋かぁ~」と初めて見るクリーム色の煉瓦作りの家に感動し、有名どころではないもののお腹が減りひと休憩。
通りで1番流行ってそうなカフェを見つけイギリス初の「アフタヌーン・ティー」をしてきました。基本、「午後のお茶」ですのでロンドンではおやつの時間、午後3時前後からアフタヌーン・ティーを体験できるところが多いのですが、さすが田舎、終日アフタヌーン・ティーは注文できるようです。
東京の洒落たホテルなどが提供する繊細なアフタヌーン・ティーでもなく、ロンドンの見た目が素敵なアフタヌーン・ティーでもなく、「お腹一杯にしながら午後、お友達とたくさん楽しくおしゃべりしなさい」とでもいうかの如く、カロリーオーバー、食べきったら胃もたれしそうな、でもとっても優しいほのぼのとしたものがでてきました。食べきれなかったケーキはもちろんお持ち帰りOKとこちらも気が利きます。
最初に立ち寄った「Burford」という街。通り沿いの小さな店々に立ち寄って、お腹いっぱいになった私にとっての「はちみつ色」初体験の町でした。
次回は旅行の内容を詳しくお知らせしたいと思います☆

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