2010年9月21日火曜日

コッツウォルズへの旅☆Trip to West Country  ★北部編★

イングランドの代表的田園風景と評されるコッツウォルズへの旅について、今回はその北部地域について紹介したいと思います。
コッツウォルズと言えば、おとぎ話にでてきそうなはちみつ色の壁の家屋と個性のある村々、品ぞろえ豊富なアンティークショップ、どこまでも続く青い空と地上の緑、と聞きますが、果たしてそこに何があるのか駆け足で覗いてきました。観光ガイドには載っていない個人的な感想、ちょっぴり辛口な意見も参考になればと幸いです。

訪れたのは:
★Stow-on-the-Wold (ストウ・オン・ザ・ウォルド)
★Bourton-on-the-Water (ボートン・オン・ザ・ウォーター)
★Upper&Lower Slaughter (アッパー・ロワー・スローター)
★Chipping Campden (チッピング・カムデン)
★Broadway (ブロードウェイ)
★Cheltenham (チェルトナム )
★Stratford-upon-Avon (ストラトフォード・アポン・エイヴォン)
です。

前回のブログで紹介したアフタヌーンティーを楽しんだ「Burford」という街をでて最初に訪れたのは「Stow-on-the-Wold」。街並みは整えられ気品があり、観光バスやアンティーク目当ての観光客で大賑わいでした。掘り出し物を見つけたい方はゆっくりと街を散策しながらお店を回ると良いのではないでしょうか。
次に向かったのは「Bourton-on-the-Water」。「並木と石造りの家とのコントラストが印象的な、水辺の風景が美しい人気の街」「旅行者を魅了する観光スポットの多い街だ。」とガイドブックに書かれていたので楽しみにしてたのですが、正直期待外れでした。お店も個性がないものが多く、大型バスが往来しそのたびに多くの旅行客がバタバタと、落ち着かない感じがしました。小さな博物館が数か所あるのでそのようなところに行けば印象は変わったのかも知れませんね。

Upper&Lower Slaughter は私が2番目に気に入った場所です。(1番のお気に入りについては後日紹介します。)Upper Slaughterはそこにあるマナーハウスに滞在してわかる良さがあるのでしょう。私は人通りが少なくお店も水車小屋の隣にあるミル・ショップのみというひっそりとしたLower Slaughter が大変気に入りました。
残念ながらここまで来ると「はちみつ色の風景」でお腹いっぱいになった私は、ごめんなさい、次に向かった「Chipping Campden」は車で素通りしてしまいました。
コッツウォルズの風景を一望できる場所「Broadway」にある丘陵の頂点に立つ「ブロードウェイ・タワー」です「Broadway」の街からは車で10分程度の高台でタワー自体の貫禄はなかったものの眼下に広がる田園風景はここからしか眺めることが出来ないかも知れません。

「Cheltenham」は「ローマ時代の面影を残す街」とガイドブックに載っていたので訪れたのですが、そこでは「ローマ」を感じることはできませんでした。デパートもあるハイストリートは観光地というよりは大きな街。よぉ~く観察すると、ビルの柱の上にローマちっくな彫刻を見かけることはありましたが、「ローマ」が売りの街とは言えませんでした。その代わりに運よく街の中心部でマーケットが開かれていたので地元の雰囲気を楽しめることができました。

最後はシェイクスピアの故郷「Stratford-upon-Avon」に行ってきました。大きな観光地で便利な都心のイメージがあるにも関わらずチューダー朝の街並みが美しくエイヴォン川のせせらぎと街が調和して素敵な場所でした。シェイクスピアの生家(写真下)の他にシェイクスピアの妻の実家、母の家、など博物館として存在し彼の偉大さを感じることができました。
何がいいか、どこがいいかは行ってみないとわからないものですが、コッツウォルズ地方には各村に特徴がありその個性を味わい歴史を感じながら旅ができる素敵な場所でした★

0 件のコメント:

コメントを投稿