2010年2月20日土曜日

ロンドン vs パリ


ロンドン在住9か月、渡仏3度目にして何がわかったのかと自問自答してしまいますが、その国々・街の特色、個性、良さ、と、比べることによって実感することがあります。
賛否両論あり、ここでは個人的意見として「ロンドンvsパリ」と題して率直な感想を述べたいと思います。
「パリの空は青かった...」。これはたまたまパリに旅行にいった日が晴天だったからかもわかりませんが、とにかくロンドンの冬は陰鬱、鬱陶しい、寒く空は灰色で太陽を見かけない、何もやる気を起こさせない、引きこもり...などなど人間をマイナス状態にする気候が長く続きます。その苛酷な冬を辛抱強く我慢して、小さな島国で共存共和を目標に多国籍の外国人を受け入れ社会を築いているロンドン人は同じ島国の日本人でも感心します。島国人はやはり大陸人とは違うはず...。なのに寛大に人々を受け入れているその姿勢には学ぶところが多いです。
ロンドンも素晴らしいけど、パリは日本人にとって刺激的な都市でした。日本人があこがれるものがそこにある!といっても過言ではなく、西洋文化の中に美があり、センスがあり、人々を魅了する「食・物」文化が存在しています。とにかくパリでは何を食べても美味しい!!!日本人がこよなく愛する新鮮魚介類も多々、デパートにはかゆいところに手が届く、東京銀座の全てのデパートを一つにまとめた品ぞろえを誇るデパートもあり!!!目からうろこのワンダーランド。なるほど、日本人がフランス語を第2言語としないにもかかわらず、フランスに旅行する「意味」が理解できました。
ロンドンにお世話になっている私としてはここでロンドンをPR。たとえ冬の空が陰鬱でも、たとえ食が日本人に合わなくとも、イギリス人は秩序、歴史を重んじ、日本人のように耐え忍ぶことができ、少しシャイでも話し始めると心を開いてくれる優しい民族です。
フランス人のように街の至る所で愛情表現をしているカップルはあまり見かけませんが、イギリス人の深い愛情は信頼するに値します。
旅をするたびに多くを学ぶ海外生活です☆

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