今日は私たちが住んでいるお家の内装を紹介したいと思います。
2ベッドルームのフラット(マンション)に住んでいるのですが、日本の住環境との違いに驚かされることがあります。
まず、写真のようにマンションのリビングルームには暖炉”もどき”が部屋の中心部に設置されています。イギリス人の生活文化に欠かせないのがこの暖炉(ファイアー・プレイス)で、家族が暖をとり心も体も温かくしてくれる幸せの象徴だそうでマンションであってもこのように暖炉細工が施されています。
イギリスにも日本によくあるコンクリートのマンションもあるのですが、煉瓦作りで窓枠は木材でできている建物を好む傾向があるようです。外観は趣があり街並みは美しいのですが、実際住むとこの木材の窓枠には少々てこづる事があります。まずサッシのようにしっかり閉まらないため常に隙間風は入り込み雨風が激しい時には雨が入りこんできます。きちんと手入れをしないと雨で木枠が腐ってしまうという欠点や小さな虫が入り放題で、都会育ちの私たちは慣れるまで悩まされました。
左の写真はラジエーターといって一般的なイギリスの暖房器具です。ロンドンの夏はそれほど暑くならないためクーラーは必要ないのですが、暖房器具は必須アイテムです。各部屋にラジエーターが1~3台壁に設置されていて、ボイラーから熱湯が壁の奥の配管を通りラジエーターに送られ熱風がでるというセントラルヒーティングになっています。ラジエーターは触ってもやけどするほどの熱さではなく、熱風もラジエーターに手を当ててやっと感じるほどの弱風で空気を汚さず安全です。ただ、送りだされる温水の水圧の調整が難しいようで、私の家ではよく止まってしまいこの冬だけでガス屋さんに10回ほど修理にきてもらったという手間のかかる機械です。日本のように暖房器具が1台壊れてそれだけを修理するのではなく、全てのラジエーター&ボイラーのチャックが必要となるため少し不便なようにも思います。しかし冬の寒い日には1日中暖房をつけっぱなしなので、やはり「安全で空気を汚さない」というのが重要になってきます。
左の写真はキッチンのシンク下の棚です。左手がドラム式洗濯機、中央部はシンク下の配管とガスメーターがあり、右は大型食洗機となっています。キッチンに洗濯機?!と最初は驚きましたがコンパクトで家具と調和されているのでこれもありかと思います。イギリスのキッチンのシンクが日本のものに比べて小さめで使いにくそうに一見思いましたが、大型食洗機があるため小さくても意外に不便は感じません。この食洗機のおかげで、洗い物が増えても手間がかからず料理が大変楽になりもうこれだけは手放せません。
便利で低価格のものが市場に出回り使い捨て文化の昨今ですが、イギリスの古いものを大切にし伝統を受け継ぐ姿勢に日々を通し学んでいます☆
こんにちは、私はSW20に住んでいます:)思わずコメントをしました。素敵なブログですね、また遊びに来ます!
返信削除モモグラモさん、コメントありがとうございました。
返信削除知人以外で世の中に私のブログを読んでくださっている方がいるなんて感動です!それもご近所で~。
ロンドン生活新米者ですがよろしくお願いします。