ロンドンの季節が夏から秋、そして冬へと変化している今日、心機一転ブログもリニューアルいたしました(祝)!!!
渡英16カ月が経とうとしていますが、まだまだ学ぶこと、新しい発見がたくさんあり、ブログを通してお伝えしたいと思います☆
★SW19とはイギリス・ロンドンの南西部ウィンブルドンを含む地域の郵便番号★しかし単なる郵便番号に止まらずSW19はこの地区で毎年開催される テニス世界4大大会の1つであるウィンブルドン・テニストーナメント(6月~7月)の同意語としても用いられこの街に住むさまざまな人々の誇りや充実感そしてその表情を表わす'SW19'だと感じこのブログタイトルに決めました!
2010年9月22日水曜日
コッツウォルズへの旅☆Trip to West Country ★南部編★
7月末から8月上旬にかけてコッツウォルズ地方に旅行にいってきたのですが、9月下旬に慌ててブログを書いている私はまるで土壇場で夏休みの宿題を仕上げている感覚です。ロンドンでは落ち葉も多くなり、どんぐりをせっせと運んでいるリスの姿が秋を思わせる季節となりました。
今回の旅の私の1番のお気に入り&お勧めスポットは「Bibury」です(上記写真)。19世紀のイギリスの詩人、現代デザイナーのウィリアム・モリスが「イギリスで1番美しい村」と謳いあげただけあるその地、バイブリーはコッツウォルズにある数々の「はちみつ色の家屋の村」の中でもダントツに絵になる村でした。素朴であり色があり、個性があり「生」を感じる唯一の村のように私は感じました。
さて、コッツウォルズ南部で訪れた都市・村を紹介したいと思います。
★Bibury (バイブリー)
★Stroud(ストラウド)
★Cirencester(サイレンスター)
★Tetbury(テットベリー)
★Castle Combe (カッスルクーム)
今回の旅の私の1番のお気に入り&お勧めスポットは「Bibury」です(上記写真)。19世紀のイギリスの詩人、現代デザイナーのウィリアム・モリスが「イギリスで1番美しい村」と謳いあげただけあるその地、バイブリーはコッツウォルズにある数々の「はちみつ色の家屋の村」の中でもダントツに絵になる村でした。素朴であり色があり、個性があり「生」を感じる唯一の村のように私は感じました。
「Stroud」は私の友人の実家があるので訪れた街でしたが、ロンドンと違い、私がイメージする「イギリス人」、つまり外国人移民がほとんどいない、海外旅行者もいない、そんな普通の街でふと立ち寄ったにしては思い出深い場所となりました。
「Cirencester」は今思うと何故立ち寄ったのか...と思い出せないほどの通過点でしたが、こちらも村というより便利な街で、街の大きな教会には在英日本人学校の修学旅行生がたくさん訪れていて「こんなところで日本人の集団に会えるとは~」と心に残った場所でした。
「Tetbury」は言わずと知れた格式あるイギリス王室の避暑地でありハイ・ストリート(目抜き通り)には品の良いアンティークのお店が立ち並んでいます。この地には故ダイアナ妃が訪れたり、カミラ夫人ことコーンウォール公爵夫人がチャールズ皇太子が立ち上げた自然食品や環境に優しい工芸品を扱うお店、「Highgrove」ハイ・グローブの2008年の開店時に皇太子と一緒に訪れたことでも知られます。
コッツウォルズの旅の最後に訪れた村「Castle Combe」も「Bibury」に匹敵するほどのかわいらしい村でした。天気の良い日に遊歩道を散歩するのも良いかもしれません。ただ日本と違ってお土産屋さんはなく、散歩する以外にはパブで時間をつぶすくらいしかできないのが辛いですね。ツアーできたであろう若い日本人旅行客が数名、バスの出発まで時間を持て余しているようで日本とイギリスの観光地の目的の違いが垣間見れたようでした。
駆け足のコッツウォルズ地方への旅でしたが、新しい発見があり地元の人たちと交流ができたり、そして美しいイギリスの景観に心も和まされロンドンの早い時間の流れが嘘のような穏やかなひと時を過ごせました☆
2010年9月21日火曜日
コッツウォルズへの旅☆Trip to West Country ★北部編★
イングランドの代表的田園風景と評されるコッツウォルズへの旅について、今回はその北部地域について紹介したいと思います。
コッツウォルズと言えば、おとぎ話にでてきそうなはちみつ色の壁の家屋と個性のある村々、品ぞろえ豊富なアンティークショップ、どこまでも続く青い空と地上の緑、と聞きますが、果たしてそこに何があるのか駆け足で覗いてきました。観光ガイドには載っていない個人的な感想、ちょっぴり辛口な意見も参考になればと幸いです。
訪れたのは:
★Stow-on-the-Wold (ストウ・オン・ザ・ウォルド)
★Bourton-on-the-Water (ボートン・オン・ザ・ウォーター)
★Upper&Lower Slaughter (アッパー・ロワー・スローター)
★Chipping Campden (チッピング・カムデン)
★Broadway (ブロードウェイ)
★Cheltenham (チェルトナム )
★Stratford-upon-Avon (ストラトフォード・アポン・エイヴォン)
です。
前回のブログで紹介したアフタヌーンティーを楽しんだ「Burford」という街をでて最初に訪れたのは「Stow-on-the-Wold」。街並みは整えられ気品があり、観光バスやアンティーク目当ての観光客で大賑わいでした。掘り出し物を見つけたい方はゆっくりと街を散策しながらお店を回ると良いのではないでしょうか。
次に向かったのは「Bourton-on-the-Water」。「並木と石造りの家とのコントラストが印象的な、水辺の風景が美しい人気の街」「旅行者を魅了する観光スポットの多い街だ。」とガイドブックに書かれていたので楽しみにしてたのですが、正直期待外れでした。お店も個性がないものが多く、大型バスが往来しそのたびに多くの旅行客がバタバタと、落ち着かない感じがしました。小さな博物館が数か所あるのでそのようなところに行けば印象は変わったのかも知れませんね。
コッツウォルズと言えば、おとぎ話にでてきそうなはちみつ色の壁の家屋と個性のある村々、品ぞろえ豊富なアンティークショップ、どこまでも続く青い空と地上の緑、と聞きますが、果たしてそこに何があるのか駆け足で覗いてきました。観光ガイドには載っていない個人的な感想、ちょっぴり辛口な意見も参考になればと幸いです。
訪れたのは:
★Stow-on-the-Wold (ストウ・オン・ザ・ウォルド)
★Bourton-on-the-Water (ボートン・オン・ザ・ウォーター)
★Upper&Lower Slaughter (アッパー・ロワー・スローター)
★Chipping Campden (チッピング・カムデン)
★Broadway (ブロードウェイ)
★Cheltenham (チェルトナム )
★Stratford-upon-Avon (ストラトフォード・アポン・エイヴォン)
です。
前回のブログで紹介したアフタヌーンティーを楽しんだ「Burford」という街をでて最初に訪れたのは「Stow-on-the-Wold」。街並みは整えられ気品があり、観光バスやアンティーク目当ての観光客で大賑わいでした。掘り出し物を見つけたい方はゆっくりと街を散策しながらお店を回ると良いのではないでしょうか。
次に向かったのは「Bourton-on-the-Water」。「並木と石造りの家とのコントラストが印象的な、水辺の風景が美しい人気の街」「旅行者を魅了する観光スポットの多い街だ。」とガイドブックに書かれていたので楽しみにしてたのですが、正直期待外れでした。お店も個性がないものが多く、大型バスが往来しそのたびに多くの旅行客がバタバタと、落ち着かない感じがしました。小さな博物館が数か所あるのでそのようなところに行けば印象は変わったのかも知れませんね。
Upper&Lower Slaughter は私が2番目に気に入った場所です。(1番のお気に入りについては後日紹介します。)Upper Slaughterはそこにあるマナーハウスに滞在してわかる良さがあるのでしょう。私は人通りが少なくお店も水車小屋の隣にあるミル・ショップのみというひっそりとしたLower Slaughter が大変気に入りました。
残念ながらここまで来ると「はちみつ色の風景」でお腹いっぱいになった私は、ごめんなさい、次に向かった「Chipping Campden」は車で素通りしてしまいました。
コッツウォルズの風景を一望できる場所「Broadway」にある丘陵の頂点に立つ「ブロードウェイ・タワー」です「Broadway」の街からは車で10分程度の高台でタワー自体の貫禄はなかったものの眼下に広がる田園風景はここからしか眺めることが出来ないかも知れません。
「Cheltenham」は「ローマ時代の面影を残す街」とガイドブックに載っていたので訪れたのですが、そこでは「ローマ」を感じることはできませんでした。デパートもあるハイストリートは観光地というよりは大きな街。よぉ~く観察すると、ビルの柱の上にローマちっくな彫刻を見かけることはありましたが、「ローマ」が売りの街とは言えませんでした。その代わりに運よく街の中心部でマーケットが開かれていたので地元の雰囲気を楽しめることができました。
2010年9月10日金曜日
絶叫マシーン@ウィンブルドン
最近ストレスがたまっていて思いっきり叫びたいアナタ。
イギリスでののんびり生活に刺激を求めているアナタ。
そんな方は是非今週末、ウィンブルドンに来てください。
今年も「ウィンブルドン・ファン・フェアー」(移動遊園地)がウィンブルドン・コモンにやってきました!
いつも静かな公園にいきなり大音響が鳴り響きそのきらびやかな風景を目にすると子供だけではなく大人もついつい行きたくなってしまうのがファン・フェアーです。短期間のみの開催というのも「今しかない!」と思わせなかなか商売上手。しかし侮ることなかれ。通常の遊園地の絶叫マシーンとは一味違った怖さがそこにはあるのです。
安全ベルトはゆるゆる、乗車年齢制限も適当、乗り物マシーンも放浪の旅でこき使われているのかかなりご不満な動きをする...何よりも回転物の乗り物の速度と回転・上下移動の角度が半端ではなく、乗車時間が異様に長いのです。乗っていると本当に怖くて泣けてきて、「止めてぇ~、誰か助けてぇ~」と叫んでももちろん日本語は通じずこれぞ地獄という乗り物が数個存在します。
もちろん子供が楽しめる軽い乗り物もたくさんあるので家族みんなで遊べます。
今回のファン・フェアーはウィンブルドン・コモンにて先週から開催されていて今週末12日(日)までやっています。開催場所はウィンブルドンのハイストリート近くのCannizaro RoadとThe Cause wayに挟まれた三角地帯です。
入場料無料。乗り物代は1回2~3ポンド(時間や混み具合によって料金が変わります)。敷地内無料駐車場完備。午後1時から8時までやっています。
是非みなさま刺激的な秋の午後を楽しんで来てください★
2010年9月9日木曜日
コッツウォルズへの旅☆Trip to West Country ★序章★
7月23日から9月5日の約6週間という、ながい、なが~い夏休みが終了しました。
イギリスに移住して以来の2度目の夏休み。待ちに待った夏休み!
日本では気候の良い行楽シーズンは春と秋、1年の半分は少なくとも天候に左右されずに旅行の計画を立てることができますが、ロンドンで1年暮らして学んだことは「行楽シーズンは1年の約1/4。この夏こそ勝負の時!!!」渡英したての昨年の夏に、したくてもできなかったイギリスならではの体験を太陽の日差しを全身に浴びながらこの夏満喫しました。
そこで今回は3泊4日のコッツウォルズ地方&バース&ストーン・ヘッジへの旅(Trip to West Country)と題し私の小旅行を紹介したいと思います。
コッツウォルズ地方とはロンドンから日帰り旅行も可能なイギリスらしいのどかな田園風景が広がる人気観光スポットの1つで、個性のある村(日本の「村」というより、メルヘンチックなかわいいビレッジを想像してください)が点在してその1つ1つにイギリスの歴史を感じることができる地域です。
巷で「コッツウォルズにい行った?!」などという会話をよく耳にし、「コッツウォルズ」という観光スポットがあるのかと思いきや、実はロンドンから車で西に約2時間で行ける丘陵地帯の名称でした。また、「コッツウォルズ州」や「コッツウォルズ群」という地域はなく、イングランド西部に位置するなだらかな田園風景が広がる場所を総称しているようです。必死で「コッツウォルズ」を地図で見てもないはずです。旅行ガイドブックにはしっかり記されていましたが...。
ロンドンから車で数時間、イギリスっぽくおとぎ話にでてきそうな村々...というだけでは心は動かされませんでしたが、「世界で最も美しい村」「この世の天国」と評されると知り、これは一見に如かずと行ってまいりました。
まず初日、ロンドンから西に移動しオックスフォードを通り過ぎ最初に到着したのは「Burford」という小さな街でした。おっ、これがガイドブックに載っている「はちみつ色の壁の家屋かぁ~」と初めて見るクリーム色の煉瓦作りの家に感動し、有名どころではないもののお腹が減りひと休憩。
通りで1番流行ってそうなカフェを見つけイギリス初の「アフタヌーン・ティー」をしてきました。基本、「午後のお茶」ですのでロンドンではおやつの時間、午後3時前後からアフタヌーン・ティーを体験できるところが多いのですが、さすが田舎、終日アフタヌーン・ティーは注文できるようです。
通りで1番流行ってそうなカフェを見つけイギリス初の「アフタヌーン・ティー」をしてきました。基本、「午後のお茶」ですのでロンドンではおやつの時間、午後3時前後からアフタヌーン・ティーを体験できるところが多いのですが、さすが田舎、終日アフタヌーン・ティーは注文できるようです。
東京の洒落たホテルなどが提供する繊細なアフタヌーン・ティーでもなく、ロンドンの見た目が素敵なアフタヌーン・ティーでもなく、「お腹一杯にしながら午後、お友達とたくさん楽しくおしゃべりしなさい」とでもいうかの如く、カロリーオーバー、食べきったら胃もたれしそうな、でもとっても優しいほのぼのとしたものがでてきました。食べきれなかったケーキはもちろんお持ち帰りOKとこちらも気が利きます。
最初に立ち寄った「Burford」という街。通り沿いの小さな店々に立ち寄って、お腹いっぱいになった私にとっての「はちみつ色」初体験の町でした。
次回は旅行の内容を詳しくお知らせしたいと思います☆